創業時から使い続ける今にも崩れ落ちそうな木製の水出しコーヒーの抽出器具は焼きカレーに次ぐ亜詩麻の名物。約二十時間かけて、店内で一滴一滴コーヒーを落とします。珈琲豆には、群馬県高崎市清水珈琲店の清水焙煎師に特注で焼いていただく非常に深く煎った真っ黒な豆を使います。(焙煎歴二十三年を誇る清水珈琲店のHPはこちら。

谷川岳の厳しい自然が生み出す天然の温泉水から抽出します。この温泉水は当店よりさらに奥地にある谷川温泉「ゆう」からのものを使っています。(ゆうHPはこちらゆう紹介ページはこちら。)硬度20度の まろやかな水は、豆にも身体にも溶け込むように染みて行きます。

抽出に熱を使わないことで、豆から余計な苦味が出ず、豆自体が持つ本来のうまみだけが残ります。

水温は季節によって変わり、それは味にも影響します。経験で、粉の量、水滴の落ちる速度を調整します。

時の重みが生み出すここだけの味わいをこの機会に・・。